MGOやUMFなどの表記の違いは何?
「MGO」と「UMF」
店頭やECサイトで販売されているマヌカハニーを見てみると、「MGO」か「UMF」の表示がされているものがほとんどです。
普段あまり目にすることのない表示に戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、この2つは、マヌカハニーの特徴である「抗菌活性」を示す代表的な表示です。
また、「MGO」や「UMF」とともに表示されている数値は、抗菌活性の強さを示しています。どちらも、数字が高いほどより高い健康効果が期待でき、価格も高くなるというのは共通しています。
購入の際には、MGOやUMFの表示と数値を確認することが大切です。
UMF
ワイカト大学のピーター・モラン教授が、マヌカハニーが持つ特別な成分をUnique Manuka Factor(ユニークマヌカファクター)と名付け、これを用いた品質評価方法を確立しました。
UMFとは、Unique Manuka Factorの略です。
この評価方法は、元々は、マヌカハニーとフェノール溶液(消毒液)の抗菌力を比較するものでした。
現在では、マヌカハニーの、メチルグリオキサール含有量を含めた総合的なレベルを評価した数値になっています。なお、「UMF」の表示を行うことができるのは、UMFHA(Unique Manuka Factor Honey Association:ニュージーランドのUMF協会)に加盟した企業のみです。
MGO
2008年、ドイツのトーマス・ヘンレ博士が、マヌカハニー特有の抗菌成分が「メチルグリオキサール」であることを発表しました。
MGOを用いた品質評価方法では、メチルグリオキサールが1kg中に何mg含まれているかを表します。
具体的に抗菌成分の量を測定する方法のため、信頼性が高いとされています。
当社が取り扱うマヌカハニーはオーストラリア産であるため、UMFではなく「MGO」がラベルに表示されています。
MGOとUMFの換算表
測定方法が違う二つの規格ですが、それぞれの数値は以下のように換算することができます。
最初にお話ししたとおり、UMFとMGOのどちらでも、数字が高いほどより高い健康効果が期待でき、価格も高くなります。
マヌカハニーを選ぶ際に重視するのは「健康効果の高さ」なのか、「味」なのか、「価格」なのかは人それぞれ異なると思います。
今回ご紹介した情報が、ご自分に合うマヌカハニーを選ぶ際にお役に立てれば幸いです。